2012年06月28日

短甲クラフト 番外編/革紐調達の裏技

この処ずっと煩瑣なまとめ記事が続いていて、読み辛くて済みません。半分以上は私の覚えの為の記録なので、面倒臭いと思われる方は思いっ切りすっ飛ばして下さいまし。

で、余りに文字と使い回しの写真ばっかりで愛想がないので、ちょっとだけ新しい写真を。先程たまたま立ち寄った古着屋で見付けたもの。

photo-tanko54.jpg


・・・以下は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 13:14| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短甲クラフト まとめ その9/制作過程 PPシートの穴開けにおける問題点・疑問点と解決方法

穴の大きさについて
・・・パーツ同士の綴じ合わせに使用する穴は、当初2mm径で行けると思ったが、実際幾つか穴を通してみると、幅がぎりぎり過ぎて革紐が擦れて物凄く毛羽立って汚くなるので、3mm径に変更。一旦開けた2mmの穴の上から3mmの穴を開け直した。
覆輪の方も当初は5mm径だったが、その後、革紐の厚みを削った事で緩くなってしまった為、4mm径に変更。大きい穴を小さくするのは不可能なので、新しくパーツを作り直した(※これについては後の記事で詳述)。

穴開け作業の容易さについて
・・・2mm径だと、上からハンマーで叩いた時に掛かる力が2mm部分に集中するので、5〜6回叩くだけで穴が開くが、3mm以上だと力が分散する為、20回くらい思いっ切り叩かないと開かない為、全て開けるにはかなりの労力が必要。

ポンチ先端の詰まりについて
・・・刳り抜いた丸い部分がポンチの先端に詰まってしまい、次の穴を開ける時に幾ら叩いてもPPシートに刃先が食い込んで行かない。やむなく1回開ける度にポンチをひっくり返し、先端に詰まった丸いものを目打ちを差し込んでハンマーで慎重に叩いて押し出した
この作業を無理に行うと刃先が破損して使用不可能になるので要注意。結局今回の作業では、途中で刃先が微妙に変形し潰れたようになり、使用に耐えなくなった為、新しく買い直した。

購入したのが安いものだったので、先端の鋭利さや耐久性の面で劣った為にこうした事態に陥ったのかも知れないが、高価な物でも注意が必要と思われる。
また、使用素材が厚紙の場合は、PPシートよりも穴開け作業が容易だった可能性があり、ポンチの破損問題は起きなかったかも知れない。これについては検証出来ていないので、断言は避けたい。
posted by 成瀬 尋古 at 02:06| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月27日

短甲クラフト まとめ その8/制作過程 PPシートの穴開け

PPシートの穴開けに関する作業は以下の通り。

●穴のサイズの決定
●PPシートの穴開け


・・・詳細な内容は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 21:42| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短甲クラフト まとめ その7/制作過程 PPシートの切り抜きまでにおける問題点・疑問点と解決方法

型紙の貼り付けについて
・・・論文では「型紙を厚紙に『貼って剥がせる糊』で貼り、パーツを切り抜いた後、型紙を剥がす」とあったが、PPシートの裏面に凹凸があり、糊で貼ってもあっさり剥がれてしまうのと、革紐で綴じる際、雛形同様、型紙に綴じる方向と順序を記入して型紙ごと綴じて行き、全部綴じ終えてしまってから型紙を剥がし取る事にしたので、しっかり貼り付ける為に両面テープに変更した。
剥がす際、シートに紙やテープの剥がし残りが付いたままにならないかと心配したが、試しに剥がしてみると、表面の凹凸が逆に幸いして綺麗に剥がす事が出来たので、貼ったまま革綴じ作業をしても問題なし。

鋏について
・・・PPシートを普通の鋏で切ると、シートが滑って刃先から逃げるので、非常にやり辛く切り損ねる恐れが多分にある。
その為、歯にギザギザの付いた盆栽用鋏を使用。シート裏面の凹凸をがっちり押さえるので物凄く切り易く、安全に作業出来た。
posted by 成瀬 尋古 at 20:52| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短甲クラフト まとめ その6/制作過程 PPシートの切り抜きまで

型紙をPPシートに貼り、切り抜くまでの手順は以下の通り。

●型紙を250%に拡大コピー
●型紙の切り抜き・PPシートへの配置・テープ止め
●PPシートへの線引き・切り抜き



・・・詳細な内容は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 20:48| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短甲クラフト まとめ その5/制作過程 雛形の作成における問題点・疑問点と解決方法

厚紙の彩色について
・・・雛形には白い厚紙を水彩絵の具で黒く彩色して使用したが、作業中に擦れて手指などが汚れるので、乾くと耐水性になるアクリル絵の具を使用するか、ニスを塗る等の工夫が必要と思われる。
最初から彩色された黒い紙を使用する場合はその必要はない。

厚紙の強度について
・・・裾部分のパーツの湾曲がかなり強いのと、前胴と後胴の合わせ目部分の形が複雑な為、厚紙に充分な強度がない場合、綴じ合わせの際、形を整えようと力を加え過ぎると、折れ曲がったり破れたりする恐れがある。
論文の指示通りの厚さ1mmの厚紙の強度については、試していないので判らないが、実物大サイズには扱い易い黒色PPシートを使用する事にした。

革綴じの方法について
・・・幾つか疑問が生じたが、それについては実物大短甲の記事で詳述するので、此処では省略する。

posted by 成瀬 尋古 at 20:34| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月24日

短甲クラフト まとめ その4/制作過程 雛形の作成

これ以降の制作過程の個別解説は、過去の制作過程の記事と重複する部分が多いですが、試行錯誤している部分を整理して最小限の情報のみ記す事にします。
また、制作の過程で生じた疑問点・問題点とその解決策については、記事を改めて述べようと思います。


・・・以下、雛形作成の手順は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 08:32| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短甲クラフト まとめ その3/制作過程

大まかな制作過程は以下の通りです。
●は論文に書かれている(またはそれに準ずる)手順、○は論文にない手順です。


<論文に書かれていた作り方>

型紙を250%に拡大コピー
型紙を黒紙の裏に貼る
・・・貼って剥がせる糊を使用、黒紙の裏(短甲の内側になる方)に貼る。
裏側になる為、型紙のパーツ番号は左右反転した数字になっている。
黒紙を切る
・・・型紙に沿って鋏で切る。
穴を開ける
・・・切ったパーツをポンチ用下敷きの上に載せ、型紙の円にポンチを合わせてプラスチックハンマーで叩き、黒紙に穴を開ける。
パーツの仮止め
・・・パーツの番号と重なり順に注意しながら、パーツを洗濯挟みで仮止めする。
パーツの固定
・・・各辺の穴が対になるのを確認したら、一端洗濯挟みを外し、コピーを剥がしてから再び同じ位置でパーツを固定する。
パーツ同士の綴じ合わせ
・・・紙紐@を用い、図版3の順序でパーツを綴じ合わせる。
覆輪を施す
・・・覆輪の組み方は高橋分類の革組V’技法。紙紐AをA・B、紙紐Bをaとする。
左胴押付板を始点として、上から見て反時計回りに覆輪を施す。
逆さにし、右胴裾板を始点として覆輪を施す。
肩・腰紐を通す
・・・綴じ合わせに用いなかった6箇所の穴に紙紐@を通し、表側に高さ2cm程度の半円が出来るように調整、紐の両端を固結びする。
作った輪に薄様紙の肩・腰紐を掛け渡す。

<実際の制作過程>

○厚紙で雛形を作り、手順を確認
型紙を250%に拡大コピー
型紙の切り抜き・PPシートへの配置・テープ止め
・・・PPシートの裏面に、型紙を両面テープで貼る。
PPシートへの線引き・切り抜き
・・・型紙に沿って盆栽用鋏で切る。
○15mm幅の革紐を5mm幅に裁断
PPシートの穴開け
・・・切ったパーツをカッティングマットの上に載せ、円にポンチを合わせてゴム製ハンマーで叩き、PPシートに穴を開ける。
パーツの配置
・・・パーツの番号と重なり順に注意しながら平面に配置する。仮止めはしない。
綴じる方向と順序の記入
・・・型紙に綴じる方向と順序を図版3に従って書き込む。
パーツ同士の革綴じ
・・・革紐を用い、右前胴、左前胴、後胴、両脇の順に、記入した方向手と順序に従って綴じる。
○覆輪用革紐の裁断・厚さ調整
覆輪を施す
・・・覆輪の組み方は高橋分類の革組V’技法とし、革紐をA・B、麻紐をaとする。
上部、裾部、上下の平行部分の順に施す。
肩紐・腰紐を付ける
・・・綴じ合わせに用いなかった穴に革紐を通し、外面に半円が出来るように調整、紐の両端を固結びする。作った輪に幅広布紐を掛け渡す。


・・・写真入りの詳細な過程の説明は、改めて個別の記事で解説します。
posted by 成瀬 尋古 at 08:23| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月18日

短甲クラフト まとめ その2/所要時間

実物大短甲の制作に要した時間は以下の通りです。

<論文に書かれていた所用時間の目安>

パーツの穴開け終了まで4〜5時間
パーツの綴じ合わせ
 左前胴5時間+右前胴5時間+後胴約5時間=15時間
覆輪/上部5時間+下部5時間=10時間
合計約30時間

<実際の所要時間>

●パーツの穴開け終了まで/5時間45分(+革紐の裁断75分)
●パーツの綴じ合わせ/
 配置15分+右前胴2時間15分+左前胴2時間+後胴4時間+
 両脇綴じ合わせ1時間20分+腰・紐を結ぶ部分10分
 =10時間(+綴じる方向と順序の記入35分)
●覆輪/上部5時間30分+下部3時間20分+上下平行部分4時間25分
 =13時間15分 (+革紐の裁断20分+革紐の厚さ調整(未計測))
●肩紐・腰紐を付ける/5分
●合計/約29時間(+約2時間+未計測分)


・・・詳細な内容は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 17:12| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短甲クラフト まとめ その1/使用素材・道具

実物大短甲の制作に使用した素材・道具の種類と価格は以下の通りです。

<論文に書かれていた素材・道具>

黒紙(A2大・厚さ1mm)
紙紐@(新聞紙の結束などに用いる紙紐1巻き・直径2mm前後)
 紙紐A(事務用の紙紐1巻き・直径1mm前後)
 紙紐B(紙かレーヨン素材の毛糸1巻き)
千枚通し

スプレー糊(張って剥がせるもの)
●洗濯挟み
革工芸用ポンチ(2mm径)
プラスチックハンマー
ポンチ用下敷き
薄用紙(1m前後)

<実際に使用した素材・道具>

黒色PPクラフトシート(565mm × 980mm、厚さ0.75mm)
合皮紐(幅15mm × 5m)
  合皮紐(スエード調、幅5mm × 20m)
  麻紐(太さ2mm × 5〜6m)
目打、千枚通し
盆栽用鋏、普通の紙用鋏、カッターナイフ
貼って剥がせる糊、両面テープ
●木工用ボンド
革工芸用ポンチ(3mm・4mm径)
ゴム製ハンマー
カッティングマット
幅広布紐(22mm幅 × 150cm × 2本 )
●カラーペン3色、鉛筆、ボールペン
●定規


・・・詳細な内容は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 12:18| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月17日

短甲クラフト その24

未だ頭の中が纏まっていないので、まとめ記事を書く前にこれを。
出来上がった短甲、着てみました。

photo-tanko53.jpg


・・・以下は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 20:20| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月13日

短甲クラフト その23

わーい完成したよーーー!!!

photo-tanko52.jpg


・・・以下は追記で!!

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posted by 成瀬 尋古 at 14:09| Comment(6) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月12日

短甲クラフト その22

わーーやっと覆輪の革組が終わったよーーーー!!!!(麻紐の平行部分除く)

photo-tanko50.jpg


・・・以下は追記で!

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2012年06月09日

短甲クラフト その21

覆輪部分の修正作業ですが、先ず上下のパーツ6個を新しく作り直しました。
穴の位置を縁寄りに修正し、大きさも5mmから4mmに変更。

photo-tanko48.jpg


・・・以下は追記で。自分用の覚え書きの為、かなり煩瑣な内容になっているので、流し読みして下さい。

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posted by 成瀬 尋古 at 18:38| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月08日

短甲クラフト その20

あれからずーーーーーっっっと覆輪と格闘していたのですが、ちょっと状況が厳しくなって来ました。


・・・以下は追記で。自分用の覚え書きの為、かなり煩瑣な内容になっているので、流し読みして下さい。

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2012年06月04日

短甲クラフト その19

今日1日、ずーーーっっと覆輪部分を組んで行く作業をやっていました。

photo-tanko44.jpg


・・・以下は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 23:56| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月03日

短甲クラフト その18

昨日の覆輪作業の敗因は、第1に「端の結び止め処理の方法」、第2に「革紐の厚さ」に難があった事だと考えられたので、改善策を考えました。


・・・以下は追記で。自分用の覚え書きの為、かなり煩瑣な内容になっているので、流し読みして下さい。

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posted by 成瀬 尋古 at 19:03| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月02日

短甲クラフト その17

今日から覆輪の革組作業に入ったのですが、かなり手強い事になりそうです。

photo-tanko30.jpg


・・・以下は追記で。自分用の覚え書きの為、かなり煩瑣な内容になっているので、流し読みして下さい。

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2012年06月01日

短甲クラフト その16

わー!!パーツ同士の革綴じ作業完了したよ!!!

photo-tanko29.jpg


・・・以下は追記で。

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posted by 成瀬 尋古 at 20:25| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

短甲クラフト その15

右前胴、左前胴、後胴それぞれ綴じ合わせ完了!
ここまでで15時間(+予定外の革紐の裁断に1時間余)。残すは両脇の綴じ合わせと覆輪。30時間以内に仕上がるか?

photo-tanko28.jpg

裏側。
後胴の裾の湾曲が強いので、変形して見えています。前胴と後胴の綴じ合わせ部分には、方向確認の為、白い型紙を剥がし残してあります。

photo-tanko28-2.jpg


・・・以下は追記で。自分用の覚え書きの為、かなり煩瑣な内容になっているので、流し読みして下さい。

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posted by 成瀬 尋古 at 11:03| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする